近日開催の催しについて
水俣病70年展
70 Years of Minamata Disease: An Exhibition
水俣フォーラム(の前身である水俣・東京展実行委員会)は、水俣病公式確認40年となる1996年に、品川で初めての水俣展「水俣・東京展」を開催しました。16日間の開催で3万人以上もの方々にご来場いただきました。
その後も水俣病事件のことを深く知り、広く知らせるために全国各地で水俣展を開催してきましたが、水俣病公式確認70年となる今年、水俣フォーラムの総力を注いで「水俣病70年展」を開催いたします(11/25〜12/3の9日間)。
場所は今なお地方とは対照的に繁栄の中心地であり続ける東京の、JR渋谷駅すぐの渋谷ヒカリエ9階ホールです。チケットなどの詳細はこちらのチラシ第一弾をご覧ください(ホールプログラムがすべて確定した完全版チラシは8月末にできる予定)。ダウンロードもできますので、広報にご協力いただけると幸いです。
この「水俣病70年展」は、いまだ解決を見ることのない水俣病事件のことを、これからを担う次世代・次々世代へと引き継ぐための極めて大切な節目となる展覧会となります。
会員それぞれが力と情熱を持ち寄り、水俣病事件と現在の私たちがどのように結びついているのかをさらにわかりやすくお伝えします。すでに水俣展をご覧になった方には改めてご来場いただきたいのはもちろん、まだご覧になっていない方々──とりわけ水俣病事件と接点のなかった若い世代の方々との新たな出会いを待ち望んでいます。
観覧者からの反響の高いパネル展示を中心として、水俣病や不知火海を記録した傑作映画の上映、ホールプログラムにおける患者さんや家族の貴重なお話とともにお届けする「水俣病70年展」に、ぜひ足をお運びください。
【水俣病70年展】
●期間:2026年11月25日(水)〜12月3日(木)
●場所/時間:渋谷ヒカリエ9階ホール/午前10時~午後9時(初日は午前10時半から、最終日は午後3時まで)
※オープニングセレモニー:開催初日の11月25日(水)午前10時より10時30分まで展示会場入口にて開催します。 どなたでもご参加いただけます。また、終了後には展示説明会を行います。
■ホールプログラム──「水俣」から何を学ぶか。展示を超えて学びたい人のために。
★「私と水俣病」──患者さんのお話から
・11月25日(水) 夜7時~9時 上野真実子/上野千鶴子
・11月26日(木) 夜7時~9時 原武千潮/田口ランディ
・11月27日(金) 夜7時~9時 緒方正実/森 達也
・11月28日(土) 昼12時~2時 夏田美智子/木村友祐
・11月29日(日) 昼12時~2時 光栄みほ子/武田砂鉄
・11月29日(日) 夜7時~9時 小笹 恵/藤原辰史
・11月30日(月) 夜7時~9時 川本愛一郎/若松英輔
・12月1日(火) 昼12時~2時 吉永理巳子/中村桂子
・12月2日(水) 夜7時~9時 丹木幸美/中島岳志
※これまでの水俣展にはなかった企画の準備や初出演の方への働き掛けも進行中。
今後さらに追加となる予定です。
★水俣病の映画から考える
・11月25日(水) 夕3時~5時30分 A・レヴィタス監督「MINAMATA──ミナマタ」/講演:青木理
・11月26日(木) 夕3時~5時20分 土本典昭監督「水俣一揆── 一生を問う人びと」/講演:米本浩二
・11月27日(金) 夕3時~5時40分 土本典昭監督「水俣──患者さんとその世界」字幕付/講演:中島岳志
・11月30日(月) 夕3時~5時30分 土本典昭監督「水俣の図・物語」/講演:斎藤美奈子
・12月1日(火) 夕3時~5時 香取直孝監督「無辜なる海──1982年水俣」/講演:佐高信
・12月2日(水) 夕3時~6時 土本典昭監督「不知火海」/講演:田口ランディ
■展示──水俣病事件の事実は現代日本に何を物語るのか。
・メイン展示──悲しみの底に何が見えるか
・患者遺影──死者たちが来場者を見つめる
・実物展示──残された物こそ雄弁に語る
・写真展示──レンズが失われた声を聞いた
・美術展示──事実は表現されて真実となる
・事件史の証言コーナー ──当事者の生の声を聞く
・展示説明会
・水俣病ブックフェア──さらに深く知るために
・水俣物産展──モノを通して暮らしと志が出会う
◎今回ならではの企画展示
石牟礼道子の『苦海浄土』生原稿など/染織家・志村ふくみ作の草木染正絹袷「不知火」/丸木美術館外初公開の丸木位里・俊「水俣の図」/うたせ舟「日月丸」オブジェ/身の回りのチッソ製品/水俣病重要書籍初版
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【70年展に関するお知らせとお願い】
「水俣病70年展」開催準備にご参加、ご協力下さい。
★「70年考座──新しい基礎からの水俣病」(全5回)を開催します。
初回日時:6月27日(土) 午後2時~3時45分(以後、10月までの毎月第4土曜日の同時刻開催)
初回会場:野村不動産新宿南口ビル4階 セミナールームA(渋谷区代々木2-4-9)
講師:実川悠太(水俣フォーラム)
内容:
・第1回 野口遵の日窒と辺境・水俣──近代の黎明とともに
・第2回 被害の発生と拡がり──猛毒メチル水銀の排出から
・第3回 政府による1959年の選択──棄てられた不知火の民
・第4回 水俣病闘争の特異性──石牟礼道子と渡辺京二の規範
・第5回 闘争の終焉と"病"の拡がりの中で
参加:一般1000円、30歳以下500円。申込み不要
配信:一部カットしたものを後日無料配信
★サポーター会議(全5回)
「水俣病70年展」をともにつくり上げるサポーターを募集しています。どなたでもご参加下さい。
初回日時:6月27日(土) 午後4時~6時(以後、毎月第4土曜日の同時刻に開催。10/24まで)
初回会場:野村不動産新宿南口ビル4階 セミナールームA(渋谷区代々木2-4-9)
会議内容:参加者自己紹介/水俣展ニュース映像上映/水俣病を知る/事前準備の分担/準備状況の共有
申し込み:初参加の方は下記の水俣フォーラム連絡先までご連絡下さい(入場無料)。
★会場ボランティアへの参加とご寄付のお願い
・「水俣病70年展」開催のためには多くの労力と資金を必要とします。ポスター貼りなどの広報活動、事務作業をはじめとした開催準備や会場の設営・撤収と運営にボランティアとしてご参加いただける中学生以上の方は、下記の水俣フォーラム連絡先までご連絡下さい。説明会のご案内などの詳細資料をお送りします。
・ご寄付は、郵便振替口座「00120-4-398614」加入者名「水俣フォーラム」にご送金下さい。なお、ボランティアに参加された方とご寄付いただいた方には謝意を表し、「開催協力者」として会場にお名前を掲示させていただきます。
■水俣フォーラム連絡先
TEL: 03-3208-3051/FAX: 03-3208-3052
E-mail: mf1997@minamata-f.com
団体名 |
認定NPO法人 水俣フォーラム |
|---|---|
代表者 |
実川悠太 |
所在地 |
東京都新宿区高田馬場1丁目34番地12号 竹内ローリエビル404号室 |
設立日 |
1997年10月11日 |
| 見出し | ここをクリックして表示したいテキストを入力してください。テキストは「右寄せ」「中央寄せ」「左寄せ」といった整列方向、「太字」「斜体」「下線」「取り消し線」、「文字サイズ」「文字色」「文字の背景色」など細かく編集することができます。 |
平日の夜、1人の講師にじっくりお話しいただき、「水俣」をさまざまな角度から考えるセミナーを定期的に開催しています。私たち自身の生活や社会を問い直すヒントにあふれる、あまり堅苦しくない集まりです。どうぞお気軽にご参加ください。
【今後の予定】
決まり次第お知らせします。
人びとはいかにして水俣病の実相を明らかにしていったのか。近代化の果て、分断された地域社会の中で、むき出された病苦と疎外に向きあい、抗いつづけた者たち。発病の記憶、医学的な解明、共同体と差別の歴史、企業や政府への闘い、魂の深い日常――当事者一人ひとりの声を通して、水俣病の諸相が浮かび上がる。苦悶の中から生まれた未来への証言(『水俣から』)
私たちは水俣病をいかなる言葉で語れるのか。終わらない問いを自らの課題として受けとめ、いまの生き方に照らし返すこと。豊かさと幸福、生活と環境、命と科学、3・11、いじめ――。水俣が触発する様々な現代的問いかけを、作家や学者たちの声に導かれながら自分の関心につなげ、ともに未来を考える。歴史と私たちをつなぐ希望の応答(『水俣へ』)